女王様のレインボーホール

あんまり公言してないんで最近の私の知人は知らない事実ですが、私はライブ・コンサート類に行くのが好きです。高校の頃からめぼしいのはスケジュールの許す限り行くし、誘われれば誰のどんな公演でも絶対行く。めぼしい公演がなければクラブでもバンドやってる知り合いが出るライブハウスでもいい。とにかく定期的に音の洪水の中に浸らないと禁断症状が出る感じだったりします。…でもって本日、今年初で行って参りました、浜崎あゆみアリーナツアー。年末のミスチルが最後だから5ヶ月かあ、よう我慢したわ自分。
「音の洪水」と言いましたが、エンターテイメント性あふれるコンサートも大好きです。筆頭は何と言ってもユーミンとあゆ。昔のピチカート・ファイブとかジャネット・ジャクソンの数年前の武道館も良かったけど、コンスタントにツアー敢行してくれる女王様方はやっぱり外せません。そうさ下手するとアルバム買ってなくてもライブは行くさ(笑) あゆは去年行けなかったんで、願掛け代わりにアルバム買ったけどさー今回はっ。(その代わりユーミンは行けなかった。…旅行行ってたからですが)
感想。ショー形式の前半とライブ形式の後半という構成は相変わらずだけど、ますますお金かけるようになったねー。あとかけ方が上手くなった。「altana」「Ladies night」のB面&アルバム曲の演出が一番かっこかったし。個人的には「HEAVEN」はカジュアルなアコースティックじゃなくて本編中に聴きたかったなあ、もちろん衣装はお姫様ドレスで。っていうか今回スーパーお姫様お姫様したドレス(最近ウィダーのCMで着てるピンクで派手派手のやつみたいなの)がなくて私はちょっと淋しかったよー。ドレス系もあったけど、どれもシンプル・タイト・色調抑え目のどれか1要素入ってる感じだったし。やー、あゆ様も大人になってー…って感じなのかなあ。まあ確かに今回のアルバムなんかは対象が私みたいな同世代の古いファン(初めて行ったライブは2000年の横アリ。学生でした)って感じだったけど。初期のあゆを髣髴とさせる、「あくまでもフツーの延長線上にある可愛い服」のジャケ写と言い、27や28になってやっと実感できる感じの歌詞と言い。
にも関わらず、客層は異常に若かった。おっかしーなー昔はもっと上の人もいたのになあ。コウダ嬢とかオーツカ嬢などようやく若手も台頭してきた中、なんで?ってくらい。着丈短すぎGジャンにぺらぺらの花柄エンパイアワンピ+ぐるんぐるん金髪な女子の大群&女子高の制服の集団の中、「エビちゃん風」の範疇にしろ所詮「いかにも勤め人」なモノトーンは、はっきり言って浮いていた。