童話の街は春も雪 〜ドイツ・イタリア旅行記(2)

moeringal2006-04-29

今日から2日間はバスツアーに参加してロマンチック街道。今日のバスは日系エージェントの日本語ガイド「ビスターナ・ヨーロッパ号」でフランクフルト発、ハイデルベルグ・ローテンブルグ・ディンケルスビュールを回ってミュンヘンまで行く。同じホテルからJALのバス(値段は安いけど行ける場所は少ない。ただしローテンブルグ止まりなので、夜警隊とか見たいならそちらのほうがいいと思う)も出てたけど、JALが満員なのに比べてこっちはガラガラなのね〜。11人。採算スレスレだろーなあ。でも、自由行動がほとんどな上、ディンケルスビュールも簡単に写真撮ってお散歩する時間があるので、限られた時間でロマンチック街道を色々見たいmoeringal一家(両親はハイデルベルグのみ複数回訪問経験あるため長期の滞在は興味なし)には大当たりだった。エビアンの500ミリペットもおまけにつくしね。
…寒かった。ほんっと。死ぬかと思った。ドイツってこんな寒いの?
特に年中クリスマスのお店があることで有名な街・ローテンブルグでは雪と言うかあられが降ってビックリ。街を囲む城壁の探検を早々に切り上げて、街はずれの薄暗い土産物屋に逃げ込む。おお、やっと見つけたワールドカップオフィシャルグッズ!さっそくTシャツを購入。
「ありがと。プレゼント」お兄さんが何か小さな箱を一緒に入れた。いわゆる途上国観光のときは値切るわオマケは要求するわ、やりたい放題の(それでもぼったくられてると思う)私だけど、ドイツでもそんな事してくれるんだあ。そのすぐ傍のこぢんまりしたプチホテルの、いかにもヨーロッパの田舎のプライベートなお部屋っぽいカフェで、ホットチョコレートを飲みながら開けてみたら、中には丸いビールジョッキのミニチュアが入ってる模様。なんかいいじゃん、ドイツっぽくて。
この話、後日談がある。日本に帰ってきて箱から出してビックリ。只のビールジョッキじゃなくて、ちいさいお人形が隠れてた!なんだかすごく嬉しくなる。ついでに「懐かしい味」と両親が絶賛したホットチョコレートの味も思い出す。
雪がちらつく中入ったあの土産物屋とあのプチホテルのプライベートダイニング然としたカフェ、本当にあったんだろうか。たった1週間前なのに、何となく現実感のない話ではある。


HOTEL GERBERHAUS】 少なくともこちらはちゃんと実在してるみたいで、ちょっと嬉しい。カフェだけでも利用できる、観光バス駐車場から街に入ってすぐのプチホテル。
http://www.gerberhaus.rothenburg.de

【ビスターナ・ヨーロッパ号】 今回私と母が選んだのがコレ。他にも路線あり。
http://www.atour.co.jp/fit/vistana_2006/german01.html