愛知の車窓から

今日も豊田市に行きました。仕事で。明日の昼間も会社から往復します。もちろんそれも仕事ですが。もしかしたらこの日記、タイトルを「moeringalのおいでん日記」にでも変えたほうがいいかもしれません。
会議は16:00過ぎに終わったのですが、今日は思い切って直帰にしてしまいました。というわけで、夕焼け美しい中三河豊田から愛知環状鉄道(通称:アイカン)に乗り、途中でリニアモーターカーリニモに乗り換えて、藤が丘でちょっと寄り道して家に帰りました。時間が合えば会社が運行する名古屋行きのバスで栄まで行ってしまうのもテですが、今日は明らかに時間が違ったので。
万博が終わって早半年弱、前より綺麗になったアイカンはしかし再び本数が減ってしまったようです。個人的には駅員さん(みんなものすごく親切)の名札が相変わらず達筆の手書きだったりしてなんか好きなんで、まあいいんですけど。
工場地帯を抜けると同じ愛知県とは思えない山村風景に突入、しばらくすると大学のサテライトキャンパスらしきものがチラホラ見えて乗換駅に着くのですが、ちょうど一年ほど前から「万博八草」という名前になっていた駅名はいつの間にやらもとの「八草」に戻っていて、駅そのものも地味〜な感じに改装中。『祭りのあと』って気がします。
そしてリニモに乗り換えます(接続ダイヤは、一応、いい感じです)。がらがらのリニモは余命いくばくもない気がしてしまいますが(某桃花台線のようにね)、静かで無人運転で美しかったなあ。ゆりかもめに似てるけど、そこらのモノレールよりずっと高い位置にレールがあるし。特に今日は天気がよくて、夕焼けの中遠く名古屋駅タワーズ伊吹山の方まで見えて本当にいい感じでした。どれもこれも、ちょっともの悲しい風景でよかった。
万博会場も高く見下ろすことができました。企業パビリオンはすっかり取り壊しが終わっていて、これまた『祭りのあと』感全開ですが、まだまだEXPOドームとグローバル・ハウスは健在だし、なぜかカンボジア館なんてのも見えたし、グローバル・ループも半分以上残っている。もうすぐ観覧車と「サツキとメイの家」は再公開になるみたいだし、むしろ祭りのあとなんだか前なんだかわからない気もしました。駅に貼ってあったポスターによると、リニモ一周年記念のイベントにキッコロモリゾーが遊びに来るそうですが、あの人達ってすごくよく森から出てきてるような気がするんですけど私の気のせいでしょうか。