企業ドラマは遠くなりにけり

もと上司主催のテニスサークルの忘年会、テニスコートのロビーにて。楽しかった。これで、年末イベントは終わり?
去年のほうがクリスマスパーティ三昧で日記的には見ばえがしたような気がするのは残念だけれど、今年も今年でホッコリと楽しい会ばかり、そして会費も安く上がったのでそれでよしとしよう。


ところでもと上司はもともと海外営業畑スマイルがナチュラルに身についてしまっている人なのだけれど、もと同期・Yちゃんまで異常にアカるくなってしまっているのには驚く。5〜6年前のこの日記の傾向に顕著なのだけれど、最初は明るくお調子者で個性的だった我が同期たちは、伝統と格式を誇るあの会社にすっかりスポイルされたというか成長を促されたというか、酒の席での過ちを除けばまじめで堅実なオトナになっていたはずなのだ。もちろん、その中でも最もお調子者だったYちゃんもその例外ではなかった…はずなのだけれど、なんだか新入社員どころか内定者に戻ったかのごとくお調子者ぶりである。まったく方向違いのサーブを打ちながら「世界取るぜーーーーーーーーーーーーーー!」とか。いや、まあ、いいんだけど、その方が。私も見てて楽しいし。


さらに!私が入社した時点から若手のホープ、誰がどう見ても超出世路線だったあの人まで、何故かこの国にいて、しかもめっちゃ笑顔である。ほんの一時同じ部署だった頃の、一見フレンドリーで紳士的ながら裏はちゃんといろいろ知っている風の笑顔とは違う、心からの笑顔だ。いやあ、この人、お目付け役の特命付きで来てるわけじゃなかったのか…。


そんな元我が勤務先の人々を見てちょっと羨ましそうなオットであった。いやまあ、でも、普段の日本の本体での会社生活は、そうとう我慢を強いられる環境だったと思っているから、転職は勧めないんだけどな…


夜は、朝は朝でサッカーに行ったオットが日射病気味になり、そのまま寝てしまう。「何か飲め」「いや十分飲んだ」というやり取りの末なので、どうしようもない。仕方がないので自分だけスパゲティを茹で、賞味期限切れスレスレの、出張者の方が置いて行ってくれたキュー●ーカルボナーラソースをかけてブロッコリーと一緒に食べる。