地球の裏から君に会うまで

201205_ayu

また今年も浜崎あゆみのコンサートに行ってきた。熱狂的あゆファンは数あれど、地球の裏側から駆けつけるのなんて私くらいなものではないか(いや、もちろんそれだけの理由ではないのだけど)。


内容は、恐らくは去年やり損なったであろう“HOTEL Love Songs”のリプレイと言ったところ?でも、もしかしたらカウントダウンライブの内容と一緒だったのかしら(新譜の特典DVDのパッケージと同じ衣装があったから。まだ見てないけど)。『THE有頂天ホテル』的な、クラシックホテルの一日をテーマにした進行。客の痴話喧嘩あり、従業員のドタバタあり、ガーデンでの結婚式あり、ボールルームでのショータイムあり。「アンティークな伝統あるホテル」と冒頭で説明された映像のホテルは、ラブホとは言わないけれど、家具とかが微妙に安っぽかったのが残念だったなー。せっかくCGなんだからもうちょっと凝っててほしかった…私がマカオで泊まった、パリをイメージした新しいホテル(L'Arc Macau)みたいな感じだったんだよね。もうちょっと本格的にアンティークなホテルにして欲しかったなー。まあ、同じマカオのPousada De Sao Tiagoとか、あとトルコのペラ・パラスとか、アンティークホテルもアジア資本で微妙に安っぽくなってるっぽいから、悪いとは言わないけど…。寝台遊戯的な演出に関しては、まあ今って2000〜2004年頃ほど子供が来てるわけじゃないし、まあいいんじゃないでしょうか?「清く・正しく・美しく」の宝塚歌劇団のお芝居だってあのテの演出はあると聞くし(しかも恐らくはもちろん女同士で)。ちなみに今回あゆとの絡みが多かったダンサー君は、今回こそ「長瀬似」という女性週刊誌っぽい表現が似合う男子だった。骨格とか体型が『IWGP』頃の長瀬に似てるんだよね。


そしてあゆだよ!ここ数年でいちばん、痩せてたし声も出てたよ!!! ナゾの結婚・離婚とかドタキャンとかでめっきり仕事が減って、むしろコンディション管理がしっかりできるようになったのかしら? ああ、マニュエルとは一体なんだったのか(笑) 古株ダンサーのカヤノちゃん(たぶんこの人も同世代)も痩せてたなあ。ただし両名とも、二の腕とかデコルテ周りが一番痩せきれてなかったのは、一応この1年で生活習慣を改善してちょっとだけ痩せた私も一緒なんだけど、それはトシのせいなんですかねえ。


トシのせいといえば、ライブ全体の構成が、今までは「演出+衣装替え多めのショースタイル」と「ジーンズとツアーTシャツのコーディネートでトーク多めのライブスタイル」がほぼ半々だったけど、今回はショースタイルの割合がかなり増えてたのが特徴だったなー。曲間にも間が多かったし。私はそれで全然いいんだけど、でも、だとしたらもう来年からは座席はアリーナよりスタンドのほうがいいのではと思った次第です。いや、なぜだか増えてるのよ、とっぽい感じの男子客が。お蔭で見えづらい上首が痛い痛い。そんな悪い席でもなかったはずなのに。


いずれにせよ、過去数年で最高にコンディションのよい浜崎あゆみが観れて、私もがんばらねば!!!と思った次第。これだけ長い間見てると、コンディションの悪さ良さの波すらも、自分自身を振り返るよいきっかけになるものですね。来年も、よいコンディションでよいコンディションのあゆを観たいものです。


最後に、今回ちょっと早めに着いたんで、気合の入ったファンの子をパチリ。めっきりおばさんファンになってしまった私ですが、来年もまた会いましょう!!!(って、来年も地球の裏から観に行くのだろうか…)