引越しとスパイ大作戦

7月13日、引越しをしました。たぶん近日中には借りてくれる人が引っ越してきて、たぶん私たちよりも長い間住むことになりそうです。っていうか、ちょうど2年前の今頃、ここを興味半分で見に来て、勢いで買うことにしたんだったな…。景色が好きなマンションです。横浜ベイブリッジだか鶴見つばさ橋だかとランドマークタワーと富士山の見える部屋はそんなに多くないと思う。

引越しのことは実はあまりもう思い出したくもないので、省略。海外引越しのプロみたいな集団がドッと押しかけて、「ああそれは返されてくるから送れないよ」とか営業さんの見積もりの時点では全然教えてくれなかった指摘にうろたえている間に終わってしまいました…(いや、それでも終わったのは夜の7時だったんですが)。うちのチェックも甘くて、トランクルームに入れるはずだったものや送れるはずのものを残されてしまったままだったり。家をほんとうの意味で空っぽにする引越しってこんな大変だったのね。お蔭で残ったものをダンボールに詰めて実家へ宅急便で送る作業を深夜まで延々やる羽目になった私とオット…。掃除機も船便でブラジルに送ってしまったので、埃だらけのまま後にした次第です。ほとんど夜逃げ状態。ああー、ほんと、思い出したくない。思い出すのはあの景色だけでいい。

[:W200]

ところでここからは人として許されるかどうかわからない話で恐縮なのですが(だったら私もこんな公共の場で書くなって話ですが)、代わりに住んでくださる人の話。内覧にいらしてくれた時の雰囲気と身上書のプロフィールから、「なんとなくこの人、実名ツイッターとかしてそうだなあ…」と出来心で調べてみたら予感的中、ツイッターもブログも出てきてしまって、微妙な罪悪感にさいなまれながらやっぱり頻繁にチェックしてしまう次第です。これって立派にプライバシーの侵害だよなあ。とりあえず(これを書いている20日時点で)無事そちらの引越しも終わったようで、見覚えのあるマンションに見慣れない家具が運び込まれているiphoneフォトをブログで確認。…しかし、オットのクルマを売ったときに比べて明らかに寂しくないのは、やっぱり「それでもまだ自分のもの」だからなんでしょうか。もしくはtwitterとブログで現状がうっすら把握できるからかしら。