社会貢献って呼んで

20110629_nail

東京の最高気温、35度オーバー。洗濯物を取り込もうとした14時過ぎ、すごく久しぶりにむわっとした熱気を吸い込む。名古屋かここは。でも、昔はもっと気温が上がってる工場の中も平気で歩いてたよなあ。そりゃ、太るわけだわ。


「大企業は前年比マイナス15%電力を削減しないと100万円の罰金」っていう東電管内、正気か。もともと爪に火をともすように昼休みは1時間オフィス中全消灯、普段のエアコンも28度にしていた、私が新卒以来勤務してた会社みたいな企業はどうすればいいんだ。冷え性オーエルの悲鳴もものともせずエアコン23度固定、使っていない会議室まで煌々と蛍光灯を点けているような会社とは、節電の基準を変えてほしいと思ってしまう。もう2年近くも前に辞めちゃった会社で、しかも東電管内じゃないけど、でもあるでしょう、そういう本来ケチなつつましい会社。熱中症で死んじゃう作業者とか出ても知らないからねー。


だってさー、ほんと、死んじゃうと思うよー。今日の自分だって思わずリビングで干からびる寸前だった(あとでお茶を飲んだ時に、どれだけカラダが水分を欲していたかわかった)。うちに関しては、私が自宅警備員になってしまったので、前年比マイナス15%どころかむしろプラス15%しちゃいそうで怖い。だって去年の今頃は、「会社」という名前の公共施設にいて、22時前に帰ったことなんてなかったもんなあ。ああ、なんて反社会的。


…というわけで、午後からは出かけてしまいました! 消費電力増加に危機感をおぼえた東海道線がいきなり節電ダイヤにシフトしていて混乱する中、ひさしぶりに銀座へ行って、準公共施設である「ネイルサロン」でネイルの塗り替えをした後は準公共施設である「ダイニングバー」でもと同僚のA・Tとごはん。ひさしぶりにオーエルトーク。帰りは鈍行の京浜東北線に乗って、消費電力が減った23時過ぎに帰宅。心置きなくエアコン・ネット生活もできるというものです。


浪費? いえいえ、節電に心がけてるゆえの行動だってばー。節電、引きこもりからの脱出、消費による日本経済活性化への貢献、何ひとつ悪いことはしていない。…よね?