母娘の離別、みたいな

moeringal2011-04-10

ついに「ストップ・ザ・風評被害」キャンペーンがふつうの(本来なら結構出来のいい食材を置いていた)スーパーまで! 高くない和牛の産地を県単位で(ふつうは「国産」表示が多いです)表示してた記憶があったから足を運んでみたんだけど、あったのは仙台牛に福島産の牛肉のみ。安かったけど。 …いやいや、農家を助ける前に私は自分が助かりたいです。欧米シンガポール人並みに冷たい? いやいや、私はそうは言いつつまだ東京を離れてないから、離れた人たちとは違うと思う。っていうか金融機関は金融庁から節電理由に「本店の東京脱出」を打診されてるらしいですね、何か裏があるような気がするのは私だけでしょうか。うらやましいですね。 それに「風評」ってどういう意味? 震災前までに比べて、本来地球上に存在しない放射性物質がものすごく多く含まれてるっていう事実は厳然として存在するんじゃないの? あと、「ただちに健康に影響はない」って、要は「累積なら影響あるかも」って意味じゃないの?

節電で「本社機能移転」も=銀行・証券などに対策要請―金融庁
時事通信 4月8日(金)2時31分配信

金融庁は7日、夏の大幅な電力不足に対応するため、銀行や証券会社、生命・損害保険会社などに対し抜本的な節電計画を策定するよう要請した。エアコンの使用中止や消灯の励行などに加え、本社機能移転といった中長期的な対策の検討も求めている。電力不足による大規模停電を回避するため、大口需要者の電力使用量前年比25%削減を念頭に、政府が総合的な電力需給対策を検討していることを踏まえた措置。
金融庁は同日午後、全国銀行協会全国地方銀行協会日本証券業協会、生命保険協会など同庁が監督する業界団体の幹部を集め、政府の節電対策の検討状況や同庁の考えを説明。
各業界の会長会社に対し、現在のピーク時の電力使用量や、本部・支店・電算センターといった事業拠点ごとの使用量の内訳などの情報を取りまとめるよう求めた。
その上で、具体的な節電対策として(1)エアコン使用中止や消灯といった夏までに実行可能な施策(2)自家発電設備の活用などそれ以外の対策(3)本社機能の移転や勤務形態の抜本的見直しなど中長期的に考えられる施策―について、11日夕までに回答するよう要請した。


なんて話を電話で実家の母としていたら、どうにもこうにも現実感がない様子。「名古屋にはそんな茨城や福島のものなんて入ってきてないもん、もともと」と言いながら、「まあ、ママはもう先も長くないからどうでもいいわー」「それより菅さんも必要以上に叩かれて大変よねえ。かわいそうだわ」との事。菅内閣の初動のまずさに関しては、「でも、ママは菅さんでいいわ、だってハンサムだもん」との事。


思わず「ママなんか探してでも福島のホウレンソウ食べればいいじゃん」と怒鳴ってガチャ切りしてしまいました。私も相当ナーバスになりすぎだって自覚してるけど、それにしてもこの温度差。昔は一卵性母娘って言われてたのになあ。悲しい。でも、離れて住んでるってそういうことなのかなあ。