問題のある私達

以下、便宜上多少の脚色を含みます。


久しぶりに、仕事で怖い人に当たってしまった。「私が代理店に、御社の商品を売らないよう働きかける事もできるんですよ」だって。それ、二社間締結済の取り決め上ダメだから。録音していなかったのが悔やまれる。

嫌なのは、私自身の方だ。以前彼女が来社した時にお茶出してもらった同僚の20代女子が「あの人指輪してませんでしたねえ」と言っていた事なんかを妙に思い出してしまった。「ヒステリックなオールドミス」という古臭さすぎるステレオタイプがどうしても頭をよぎる。「女性同士は難しいよね」今まで何度も言われた言葉も同時にフラッシュバックする。…あの、ヒステリックな既婚男性というのもそれなりに遭遇してきたんですけど私。


以下、個人的な見解。とは言えかつての私自身も含めて、創業30年以上・正従業員1,000人以上・男性比率6割以上の会社で主任/係長以上に昇格している育休取得実績なし(=男性同様休みなく働いていること。実は未婚既婚はあまり関係なし)の女性社員って、他の人から見るとやっぱり何か扱いづらい部分がある人が比較的多いと思う。仕事か、プライベートか、プライドか、具体的にどこがと言われると困るのだけど。まあ、私はキャリアは捨てたくせに未だにたぶん全部なんだけど。


しかし改めて思うのだけど、今就活してる女子の皆さん、できるだけ大きい会社に入れよー。できれば『業界の巨人』『財界/産業界の雄』みたいな枕詞つきのところ。具体的には定時の日が厳格にあって有休消化を推進していて労組がしっかりしてて仕事上我儘言える取引先がゴマンとある会社。しかも、できれば一般職入社がよろしい。今日び、一般職でも海外出張や財務会計、販促企画くらいできますから、そういう会社なら。面倒臭くなれば適当に結婚して子供産んで育休2年(取れない会社はむしろアウトオブ眼中)取って、復帰後2〜3週間で第二子の産休入っちゃえばいいんです、それで4年休めます(実際、前勤務先にはそういう女性社員が複数いた)。役職はむしろ、子供が小学生になって手が離れてからじっくり、狙いに行けばいい。なあに、均等法は子育て女性を見捨てませんから。


まあ極論ですけどね。