29歳のクリスマス〜働きマン雑感

明日は30分遅れて出社と決めてるので帰ってからビデオで観ました『働きマン』最終回。っていうかこのドラマの視聴率低迷は、きっとコレ見て喜ぶ層は皆忘年会という名の接待か年明けの人事異動対応で死ぬほど働いてるか、さもなくばレンアイ関係で忙しいんだよ。そうに違いない。
これまた可もなく不可もなく。最終回は事件エピソードまでオリジナルで、でもそれなりによかったんじゃ? ただし彼氏・新二の転勤だけはなぜか名古屋ではなく福岡とは言え原作どおりの展開で、「ふーん。新二くんは『君がいなきゃ生きていけない』とは言わないんだねえ…」とつぶやく私に「それは今日の『29歳のクリスマス』で言ってたわよ! それはもう15年前の台詞よ」となぜか得意顔で母(彼女は非婚キャリア支持派なのか専業マダム支持派なのかイマイチよくわからない)。どうやら今、『やまとなでしこ』と同時進行で『29歳のクリスマス』も再放送してるらしい。懐かしいなあマライアキャリーの『恋人たちのクリスマス』。もう15年も前なのか…うーん、学生時代3人でつるんでたうちの私以外の2名ともその台詞を彼氏に言われて結婚決意してるんですが。しかもこの2年くらいで。でも、オーセンティックな「いい彼氏」の典型として描かれた新二ですらコレなんだから、私もそれを男子に期待するのは、やっぱり無理なのかなあ…。
転職か恋人(→結婚)か現状維持か、頑張ればどこへでも転べる状況にある松方は恵まれている、と設定とほぼ同世代女性である私は思う。でも、だからこそ選べなくて、だからこそ現状維持せざるを得ないんだろうなあ。私は特に仕事のデキにおいては比べることもできないけど、気持ち的にはわかる。もう飛ぶのは辛くなってくる齢でもあるんだよ。
そして、本編にはあまり絡んで来なかった菅原さんとこぶちゃんのB級男子勢、楽しすぎ。ドラマ版が間違いなく原作を超えてたのってこの2人のキャラ作り。菅原さんの役者さんはもともと芝居の人らしいので、機会があれば見てみたいな。