It’s a Small (& Wonderful) World

前部署の後輩Kちゃんが飲み会を開くというので、高校時代の同級生たなともさんにも声をかけて行ってきました。Kちゃんが仕切る飲み会というのは長年彼女と働いたり遊んだりしてきた私も初なので興味津々。相手は毎度おなじみ・あの今年名古屋駅前にできた高層ビルに東京から大量移転してきた海外営業部門の男子諸君、ただし幹事の男子はじめ数名は既婚者もしくは結婚が決まっていたりしてる…との事。ふーん、事前ブリーフィングがあるだけ良心的なのでは…と思ったら、正式な女性幹事はKちゃんのお友達(既婚)で、明るさと顔の広さで有名な幹事の男の子(婚約中)をコーディネーターとして紹介したとの事。ま、個人的には同業者、特に海外営業部門はただぐだぐだ飲んでオヤジ化してるだけで楽しいから嬉しいなー…と現地集合してみたら。
なんだ、梅ちんじゃねーか。
そう、幹事の男の子はこの日記に「梅ちゃん」「梅ちん」として何度となく登場する東京勤務(今は週に2回愛知県に常駐)の友人梅ちんなのであった。いきなり変な金髪になってるけど。うっひょー、って事は?
「ああっ、moeじゃん!!! やっぱりいたか!」 「梅ちん! 結婚決まったってホント?」 「何で知ってるの!?」 「いや、ただ引っかけてみただけ。(やっぱりそうなんだ!)…相手は例の人?」 …例の人とは、梅ちんが長年付き合っていた、2才年上の彼女である。彼が大病で長期入院した折、強がりの梅ちんは彼女にそれを言わないまま適当に誤魔化して会わない日々を送ったりしていたのだが、そこで自然消滅に持っていっているという疑心を抱く事もなく、勤め始めたベンチャー企業で正社員となるべくひたすら仕事に邁進していた精神力の強い、漫画「クローバー」(稚野鳥子集英社)をこよなく愛する彼女だと聞いている。28〜33までの5年間、という世間一般の結婚適齢期の時期を彼に捧げてくれた女子と年貢を納めなかったら、いくらモラルが欠如した私でもちょっと嫌だなあなどと一瞬思っちゃったんだけど杞憂に終わった。お相手は彼女だそうです。よかった。
「…っていうか水臭くない?」 「だってmoe、今年一緒に飲もう話のときドタキャンしたじゃーん、インフルエンザで」 …そう言えばそんな事もあったようななかったような。と思ったら日記にもそんな描写があるわ。ドタキャンしたのは私だった。ああ、ごめんよ梅ちん。そしておめでとう。
E子が以前、東京で梅ちんと飲み会を開いた時「彼のエンターテイナーぶりはものすごいよ! しかも必ずちゃんと彼女がいることをカミングアウトするし」と評していたのを憶えている私としては、既にこの会、成功したようなものです。私が口を出すまでもありません。彼女なしの日本語堪能なイケメン外国人ジェームス(DJとかではないですよ)という好人物は出現するし、とりあえず人脈広げも含めて明るく飲める会になったのではないでしょうか…というのは、私、どうしてもやらなければいけない用事があったので、21時で失礼させて頂かなければいけなかったんだよね。たなともさんとKちゃんは初対面だし大丈夫かなーと当初は心配だったんだけど、まあ女性陣だけ早くお店に着いてしばらく女の子同士の雑談もできたし、スーパーオーガナイザー(自他ともに認める)梅ちんもいるし何とかなるでしょう…という事で、わりと安心して帰路に着くことができました。あとから一応心配でたなともさんにメールを入れておいたけど、とりあえず一応よかった…のかな?
しかし、狭い。でも狭い世界もこんな感じでたまには素敵なサプライズがあるのです。ただ、私今回はもともとあまりやる気なく参加してたから別にいいんだけど、ホントなんか限界が見えたって感じがしたなあ、そういう意味では。


【創作串あげと旬野菜の店 朧月夜】 名駅森精機本社裏にひっそりある、普通の民家をそのまま改造した感じのお店。隠れ家風。個室多し。最後まで食べられなくて残念。
http://r.gnavi.co.jp/n092901/