非礼をせず、自分の利を求めず

憤らず、不正を喜ばずして、真理を喜ぶ。全てを許し、全てを信じ、全てを希望し、全てを耐え忍ぶ。…愛はいつまでも絶えることはない。
こんにちはmoeringalです。普通に適度に受験戦争をサバイブした結果、どういうわけだか気付いたら中学から大学まで通算10年間もカトリック系の学校に籍を置いていました。おかしいなあ大学も外部受験した(しかも指定校推薦じゃなくて一般入試)筈なんですが。と、いうわけでたまに聖書っぽい文句が頭の中に浮かんだりします。冒頭の文は、正確さに欠けて恐縮なんですが、中学高校時代の祈りの書に書かれていた定型の祈り文です。新約聖書のアレンジ版だったと思うんですけど。

えーっと、自分が人にやって欲しくないことを他人に対してしちゃあかんなあ、と思うわけですよ。でもそれって意外に難しい。誰だって悪人にはなりたくないし、できれば善人でいたい。例えそれがフェアじゃなくても。
でも、まだフェアじゃないとわかってるうちはいい方で、人にそれをされた時には死ぬほど辛かった痛みややり切れなさって、意外に忘れちゃうもので。だから、時として平気で他人にはしてしまう。それって良くないよね。どこかで誰かが断ち切らないと。別に、「私は頑張ってこうしたからあなたも頑張ってこうして」とまでは言わないし、いう資格もない。やられっぱなしになる可能性だって大いにある。でも、少なくとも自分だけはその輪を断ち切りたい。だって、絶対に断ち切れない話じゃないんだから。
例え、どんな痛みが伴うにしても、できるだけ自分にも他者にも誠実であることができたらいいんだけどねえ。難しいけど。