永遠の(職場の)花

moeringal2007-06-19

さてこの2週間、私はすごい疲労困憊していたんですが、実は毎日昼休みにとある事に対して激しい研鑽を積んでいたんですね。それは…チアリーディングダンス(の真似事)。
今を去ること2年以上前、事業部門の女性陣で即席チアリーダーを組んで当時流行ってたゴリエの「Mickey」に合わせてダンスをしたのがそもそもの始まりだった。女日照り(失礼)のうちの会社では異常に衝撃を与えたんだけど、団長の先輩(40代後半・女性管理職!)はじめ、単発企画だと信じておりました。
ところが災害は忘れた頃にやって来るもの。工場設立●周年記念のパーティでやったらどうか、ついでにパーコンとは別の「相槌係の後輩」という事で一緒に出席させては、という案がどこからともなく出たらしい。えーーーーーーっと超困るんですけど! とは言え団長は同じ部の大先輩だし、前回経験者の多くは寿退社or産休で抜けてるし…という事で断る理由もなくまたしても参加することになったわけです。しかも今回は往年の要職のみならず今の会長・社長・副社長も揃い踏みってことでシャレじゃ済まないらしく、でもって練習も激しかったわけです。前よりどう考えても厳しかったもんなあ…。大した動きしたわけじゃないけどジムもすっかりご無沙汰の身にはキツかった。
結論から言えば、まあ無事に終わりました。踊りはご愛嬌として、「セクハラ企画だ!!!」と当初思った食事会参加も、まあお酌なんかはする事もなく。 
ただし、会話は結構困難を極めた。となりのおじーさんは20年以上前の今の私の部署の部長さんらしいんだけど、あたりさわりなく仕事の話やゴルフの話をするうちに年齢を訊かれたので正直に答えたところ、しばし沈黙し、こう言われたのである。
「何であんたみたいな綺麗な人が、そんな歳になるまで結婚できんのかねえ…」 
きらきらした瞳に憐れみ100%の表情を浮かべるじいさん(=昔の部長)。や、別にちっとも綺麗でもなんでもないのは本人重々承知でそれはまあほっとくとして、衝撃でした。前日にまた1才歳を重ねたばかりだっただけに。流石の私もここまで直球投げられるとちょっと参っちゃったよ。声のトーン、重いし。仕方ないので「いや、独身でふらふら遊んでるのが楽しいので。。。」と本能のままなのか本心に背いているのか、自分でもわからない回答を返してみたら、「はあああああああ」 と、開いた口が塞がらないご様子であった。うーん、田舎の(っていっても安城だとおっしゃっていたが)ご老人には予想外の回答で刺激が強かったかしら。あのご様子だとご子息ご息女お孫さんもうちか近隣の会社にお勤めなんだろうし、だとすると結婚は早いからなぁ…。ああ、伝わらない思い。でも下手に「結婚したいんですけどねー」とか言ってお見合いの話とかが来ちゃっても困るからなあ、そう言うしかないよなあ。
偉い人が帰った後、何となく更衣室に居残っていたチアチームでカラオケへ。実業団チーム採用の体育会系女子がガッツリ盛り上げてくれる中、皆でDJ OZMAを肩を組んで合唱したりしてしまったよ。ああ、若いったら。