あの鐘を鳴らすのは私 〜グアム旅行記その1

moeringal2007-06-16

ここは本当に海外なんでしょうか。単に米軍基地が近くて異国情緒があるだけなんじゃないでしょうか。
…というのがグアムの第一印象。何しろ、名古屋から3時間半の直行便が毎日3便(コンチ2便・ノース1便。JALは既に撤退)という利便性に加え、歩いてる観光客は8割ジャパニーズ/1割コリアン/1割その他という偏りっぷり。そしてそれに伴い濫立する日本語の看板と標識。古くは日本人向けとおぼしき「USAストリップ劇場」や「実弾射撃場」の看板、新しいものなら目抜き通りの電光掲示板はハンカチ王子属する早稲田の六大学野球優勝を伝えているテロップまで、とにかく日本語だらけ。それだけにつまんないと言えばつまんないし、気楽だと言えば気楽。ちなみに私は何気に後者です(笑)
観光地もチープ。今回私は目抜き通りのタモン地区と、あとトロリーバスの回数券で回れたアガニャ地区しか見ていないんだけど、とりあえずその2箇所の中で観光地らしい観光地と言えば「恋人岬(Two Lovers' Point)」のみ。これが、スペイン統治下時代に起きたローカル同士の身分違いの恋…みたいな超ベタな伝承の元にできてるポイントなんだけど、観光地としてのプロデュースが、マジで笑っちゃうくらいチープなんだ! どう見てもバブル期に作られた「ふたりで鳴らすと結婚して一生幸せに暮らせる鐘」があったりね。すいません、私ひとりで鳴らしちゃいました。っていうか本来二人で鳴らすのを一人で鳴らしたら、独身で面白おかしく幸せに暮らせるのかしら。それならそれでもいいなぁ。
でも、海はキレイです。本当に。ビーチリゾートからは距離を置いて生活する私なんかは見たこともないくらい海が透明だった。今回は年寄りつきだったからできなかったけど、今度来たら絶対、パラセーリングかシーウォーカーがやりたいなぁ。
最後に!!! 中国では楊貴妃、タイでは「ワット・アルン(暁の寺)」バックに縦に異常に長い金属の帽子をかぶって曼荼羅をイメージしたポーズ、モロッコの迷宮都市ではネズミ男になってきた私のコスプレ遍歴に、今回歴史的一ページが加わりました。それは『ビーチでビキニの水着』!!!(笑)いやあ、私にとっては今迄で一番精神力を消耗するコスプレでした。恥ずかしすぎて。皆、水着は高校くらいから着慣れておいた方がいいよー。


【桃季】 海とタモン湾のホテルが一望にできる中華レストラン@ホテル日航グアム。展望レストランは珍しいようなので…予約がなくても、夜の部オープンの6時ピッタリに滑り込めば窓際のいい席に通してくれて対応◎。『香港点心晩餐』と銘打たれたコースを頼んだんだけど、飲茶中心で25ドル(+サービス税)は、まあホテルレストランとしては納得の線なんかじゃないかなあ。ちなみにグアムは、割と何でも物価が高いです。タイと同じように考えていてはいけない。
http://www.nikkoguam.com/japanese/restaurant/index.htm