たまには毒も吐いてみる

ここんとこニュースを見ていると、今年からの就職活動はバブルも真っ青の新卒売り手市場らしいですね。学生さんはえり好みし放題、大手ブランド企業受け放題なんだそうです。企業は企業で、「少しでもよい学生さんに弊社を選んでいただくために」とか何とか言ってたり。…あのさー。
現首相の言う「再チャレンジ枠」なんかを設けて、うちらの世代を採用してくれよ。この際、新卒と同じ給料でかまわないから。楽して威張って入ったイマドキの学生よりは、ちっとは有難みを持って頑張って働くと思うぜ?
思えば私が就職活動した年は、「どん底」と今になって振り返られているある3年間のうちの1年なのでした。採用担当者なんてどこの会社もみんなえらい勢いで高飛車だった。男女雇用機会均等法なんてくそくらえ、どこぞの総合商社の面接は最初から女子の採用人数は3人って決めていたのか「女子だけの」面接日程組んでて、グル面一緒に受けてた女子は一人は東大のチア、一人はエールのMBA持ちだっけ(おまけに容姿もそこそこ端麗)。つーか無理だろ! すっかり疲れ果てて、最初に内定貰った、自分の故郷に程近い地方の、でも一応東証一部上場企業みたいなとこでサクッと決めちゃったわけですが。ま、売り手市場で就活してたら絶対に見なかった業界なんで、この会社に入って色んな人や色んな仕事を知ったし、それはそれで日々勉強だし、巡り会わせって面白いなーとも思うんですが。
でも実際やっぱり、都会のキレイな高層ビルで「Oggi」みたいな格好して働いて、ボーナス半期で10ヶ月貰うような生活をしてみたかった!!! ともたまに魔が刺して思うわけですよ。…ま、例え売り手市場でも、そういう企業は間違いなく激戦なんだろうけどねー。そうでも思わなきゃやってられんわ。