ああ勘違い

映画『アイ・アム・レジェンド』を観てきました。
やー、予想外に怖かったー。
いや、私はあの頻繁にTVに出てくる「ジャングル化したNYでひとり生きていく男」の風刺コメディ一人芝居だとばっかり思ってたんですね。だってあの、セントラルパークで農業したり街中で一人ゴルフしたりする姿なんてコメディそのものじゃないですか。いやあ騙された、あんなバイオハザードみたいな映画だったとは。心臓に悪いっちゅうの。おまけに新しい映画館にいったせいかVFXスピーカーでバンバン後から足音がするし。ああ怖かった。っていうかもっと事前に調べろよって話なんですけどねー。最初からわかってればここまで怖くなかったと思う。
内容は、まあ細かく見るとオチがあまりにも淡白で拍子抜けしたりもしたけど(似たような感覚を味わったのは何だったっけ…と思ったら『アルマゲドン』だった。何年前だろう?)、前日に『マリー・アントワネット』と一緒に借りてきた『プラダを着た悪魔』(劇場で鑑賞済なのにもう一回観たくて借りた)のDVDを観てすっかりNY気分になってた私としては、人間という主を失ってジャングル化しつつあるNYの風景が素晴らしく楽しめたので問題ないです。泊まったことのあるホテルもバッチリ映りまくってたし(それ自体は地味で古い、立地だけが取り柄みたいなホテル。それだけに個人的には面白かった)、とにかくあまりにも精巧で、どこまでロケでどこからCGなのかわからなかったくらい。NY好きの方なら是非大画面で観る価値はあります。当初想定してた"大都会の孤独"っぷりも、それはそれで全く検討外れでもなかったし。


【Edison】 東片端にある気軽な感じのこぎれいなイタリアン。久屋大通は殆ど定休日なのに、ここまで来ると結構日曜営業してるんですね。小ぢんまりしていて、照明も暗め…と、好みの店構えです。アラカルトで頼んだ「真鯛のソテーポルチーニ茸ソースかけ」は、キノコと言うよりは煮詰めた玉ねぎの甘さが美味しかった。ワインはハウスワイン以外でも、頼めばグラスで出してくれるものもあるなど親切。高岳の駅から暗いところを結構歩かなきゃいけない(本当に徒歩5分?)立地だけが難だなぁ。
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