バレンタイン・マーケティング

何だか今度はどんどん声が出なくなってきてやばいのですが、体調全般としては昨日よりも明らかにマシ! という事で、ようやくデパートのバレンタイン特設コーナーに出向きました。っていうか松坂屋なんて今日の17時で7F特設コーナーはクローズってそりゃないでしょー!! や、実際にはまだまだ自分も含めた駆け込み需要があまりに多くて無理矢理って感じで開催はしてたけど。(その点三越はちゃんと明日まで続けるらしく、まだまだ試食とかもやってた。そっちがホントよね)
さて今日気付いたのは、「チョコレートが高い!!!」コレです。ショコラティエものとかオシャレなパッケージの『本命系』はハッキリ言ってそんなに変化があるわけじゃないんだけど、問題は『義理系』。去年は380円とかでもそこそここじゃれたパッケージングのが出てたのに、今年はもうその値段だと駄菓子に毛が生えたようなのしか見当たらない。去年500円で買えたようなのは軒並み735〜840円くらいになってるし。相変わらず派手に生チョコの試食をやってるsatieもフタを開ければ最安値の500円のは既に品切れだし、定番モロゾフの430円のも品切れ。モロゾフなんて見ただけで5人くらいの人が「これ(と言って430円のやつの見本を指差す)もうないんですか?」「すいませんお品切れでございますぅ」って店員とやりとりしてたぞ。そしてさらにMaryの、バレンタイン向けとも思えないような525円のダサダサなパッケージが飛ぶように売れてたんですが。さてコレはどう分析するべきだろうか。…私は二つの仮説を立ててみました。

 ① 景気がよく、久々に『義理チョコ』文化が復活し、500円前後の気の効いたパッケージがバカ売れした
 ② 各社とも『景気拡大』の言葉に踊らされて最低価格帯を引き上げてインフレしてみたが、実際には今まで通りの値段のものだけが売れ、値上げした分は軒並み売れ残った

さて、どっちだろう。