舞台のライブ配信本格デビューと、アナログな私

気づいたら5月も終わりです。おお、なんてまた更新に時間がかかってしまったんだ!この間、東京にはふたたび緊急事態宣言が発令され、2週間あまり劇場は閉鎖、のちに開き直って上演されるようになり、しかし前回の投稿ではあんなに喜び楽しみにしていた「エリザベート」、大好きだったまぁ様こと朝夏まなとさんのトートと同じく大好きだっただいもんこと望海風斗さんのルキーニの夢の競演も、本公演ではなかっただいもんのトートと舞台での女性役としては退団後初挑戦になる明日海りおさんのエリザベートのこれまた夢の競演も、劇場で観ることはかないませんでした。

 

しかし、該当公演も急遽配信が追加された!というわけで、チケット(失神しそうだったほど良席もありました…)を未練がましく手元に置いて、本格的な配信観劇にチャレンジしました。これまでも他の舞台の配信はアーカイブも含めて観ていたけど、PCの画面や下手したら携帯で確認する程度だったのですよね。

おお、画面が美しい。カメラの切り替えも思ったより的確。そして、頑なにアナログなせいでネット→PCもPC→テレビも有線で配線しているせいかみんなの評判とは違ってまったくブレることすらなくスムーズ。勤務先では「Fire TVじゃないなんてダサっ!」とか言ったりするくせに、根はアナログなの…テレビの地上波も好きだし何なら新聞も時には買って読むよ…でもLANケーブルとHDMIケーブルは、配信ならWi-Fiとは天と地ほどの差があると思うのでおススメです。

調子に乗って、大好きな星組版「ロミオとジュリエット」も、取れていたチケットの憂さを晴らすように2週連続で配信で観劇させていただきました。「家のことをしながら観られる」「家族と感想をにぎやかに言い合いながら観られる」「交通費がかからない」「チケット代も安い」など、みんながすっかりハマっている配信に、「いや、舞台はナマモノだからちょっとね…」とネガティブだった私ですが、これでようやく本格デビューです。

 

結論としては、私は「配信があるから舞台に行かなくてもいいや!」とはならなかった。舞台は劇場で観たいし、特に宝塚なら数か月~1年待てばスカイステージで流してくれるんだからそれで十分だ。通うつもりだった公演の補完にはなるけど、でもあくまでも劇場に行くのが前提だな…と思う。

でもこれ、各ジャンルのヲタは皆それぞれ思ってるんだろうなぁ。スケヲタの友人にいくら誘われても頑なに生のフィギュアスケートを観ようとしない、サッカーのスタジアムにはたまに行きたくなるけど年に数回行けばあとはWOWOWで欧州サッカー見てればいいやという感じなだけに、他人から見れば舞台だってそういう人が多いし、これからももっと増えるんだろうなと思う。

 

とりあえず、舞台の配信は当分いいやって感じですが、DAZNには入るかもしれません。Jリーグやべっちもちょっと恋しいぞ…!